『田園生活館』の特徴は何といってもオーナーやスタッフが一つの屋根の下に住んでいること。11名の共同生活者の中には、すでに介護度4と5の人もいるが、そういうご老人も含めて、日々の生活がなされている所に、グループリビングの最大の特徴があるようだ。
■日々の交流の中で築かれる
ゆるやかな関係
オーナーの秋山さんは埼玉県の福祉施設で障害者や高齢者のお世話をし、最後は児童福祉施設の施設長を務めた。
そんな経験の中で感じたことは「大規模施設には普通の生活がなく、外との繋がりも失われている」ということ。特に児童施設においては、日々、生活を共にすることがいかに大切な事であるかを痛感したという。
そうした福祉施設での経験が、北欧で試みられている『グループリビング』、『家庭』と『生活』にこだわった施設作りに邁進させたのだという。