いよいよ、心も浮き立つ季節がやってきました。周りを見渡すと若い人たちの動きが活発ですね。女性たちが燃え立つ緑のように美しく輝いていますが、若い男たちにもハツラツとしています。  ひと昔の男たちは、『見目より中身』――を主張、化粧品といえばアフターシェーブローションも冷たい水で代用させるといった風潮が主流でした。
 しかし、最近の若い男性たちは化粧道具を手放さないといいます。猛烈時代を支えてきたわれら熟年世代にとっては、いささか抵抗を禁じ得ませんが、今やビューティフルからゆとりの時代。近頃では熟年の誇りもさることながら、見比べれば、いささかの自己嫌悪も無くはありません。
 「お父さん、もうちょっと何とかならない?」という娘の声、「最近、薄汚れて見えるわよ」といったキツーイ妻の一言……。もっと冴えていたい、もっと若々しくありたい、これはわれら熟年の共通の心境です。
 そこで今回は『熟年紳士のオシャレ――男の化粧術』といったタイトルで、さりげない変身術を伝授しましょう。  指導してくださったのは、化粧品のビッグカンパニー『資生堂』の広報室さんです。


資生堂コスメニティ、
左から、ヘアリキッド、ヘアトニック、アフターシェーブローション、この三種は男の代表的な化粧品。






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