
時々出して楽しむ |

蕎麦猪口は江戸時代中期から後期のものが多いが、もとは酢の物などを入れる
「向う付け」ではないか。それが明治に入って蕎麦猪口と呼ばれるようになったと言われます。
柿原さんが本から刺激を受けて最初に買ったのは青山の骨董屋で、5脚1セットものの伊万里でした。
値段も手頃な1万5000円。1個3000円です。
それからは京都や地方へ旅行に行っては何かないかと物色をしては買い集めたそう
です。家を建てて、東京から所沢市に越してきてからは、市内にある4軒の骨董屋を休みになれば日課のように巡っては集めたと言います。
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花の猪口
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柿原さんは、今は300種(個)ほど手許に持っています。始めて3年ぐらいで100個くらいは集まったそうですが、それから先は長かったようです。
蕎麦猪口には印判(判で絵をつけたもの。写し絵)と手描きがあって、菊、牡丹、蘭、桜など花を主題にしたもの、あるいは松竹梅などの文様もの、樹木、菜果などをあしらったもの、鶴、亀、鳥などを描いた動物ものなどなど、一説には3000種くらいあると言われますが、柿原さんが300種になるまでには、
20年間かかったそうです。柿原さんは江戸中期のべた底といわれるものが好きで、それにこだわったせいかもしれないと言います。 |
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