東京の中野で、おもちゃ美術館の館長を務めるかたわら、日本グッド・トイ委員会を主催している多田さんに、お孫さんとのおもちゃを通した付き合い方を伺いました。
1.多田千尋さん
右手に持っているのが左右に広げて「いないいないばあ」を楽しむ遊具。左手に持っているのが、筒の中にある重しで、外のロケットが自然に上がるおもちゃ。


2.本文にある、音の出るへびのおもちゃ

3.顔の部分が、割り箸で上下に動く



「おもちゃは、お年寄りとお孫さんとをつなぐ架け橋です」と多田さんは言います。「今ではおもちゃは買ってあげるものというイメージが強いのですが、これだけでは中途半端です。作ってあげて、栄養補給してあげることも必要です。年輩の方なら、自分で遊び道具を作った経験を持っている方は多いはず。竹とんぼや、お団子づくりなど、その技や技術はこのまま埋もれてしまってはもったいない。むしろ子供達に伝えていくことも、今の年輩の方達には義務に近いものがあります」。
例えばと言って紹介してくれたのは、ラップの芯などの筒2個に顔を描いて、その2つをゴムひもで通すだけ。筒を顔の前に持ってきて、広げると「いないいないばあ」が楽しめます。他に、カメラのフィルムケースにビーズなどを入れ振ると音が出るようにした後、縦にいくつかつなげそれを布地でくるみ、顔を付けると動かすと音の出るヘビになります。(写真2)
「昔は子供が生まれると、おむつを縫いましたが、今はその必要もなくなってきました。その代わり布でおもちゃを作るようにしてみたらどうでしょうか」とアドバイスをしてくれました。



4.中にプラスチック片などを入れたペットボトルの口の部分をつなげて、砂時計の原理で遊ぶ





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