富山県の五箇山の合掌造りを移築した自宅の前に立つ田中善敏さん



移住者による有機農業で有名な茨城県八郷町(やさとまち)に一人の不思議な移住者が住んでいるというウワサを耳にして出かけてみました。
ウワサの主は1950年東京生まれの田中善敏(たなかよしとし。51歳)さん。現在は農業生産法人・有限 会社オーガニックファクトリー八郷の代表取締役。
れっきとした社長さんです。
田中さんは、都会生活者なら腰を抜かしそうな合掌造りの中で家の広さを持て余したようにはにかみな がら招じ入れてくれました。





傍の山を借りてウメ、クリ、アンズの収穫を楽しむ 

八郷町は筑波山の東の麓にあって、やさしい里山の丘陵に囲まれた町です。イチゴ、ナシ、ブドウ、カ キ、クリ、ブルーベリーなどの観光果樹園が50以上もあることで有名な町ですが、もう一つ、この町を有名にしているのが、リタイアした人たちが、農業生活に憧れ、この町にやってきて、有機農業を営み、嬉々とした生活を楽しんでいることです。なかには百姓暮らしの理想郷を求めて全国を歩き、東京に近く、しかも里山に抱かれて自然に恵まれている八郷に感激して京都から移ってきた人もいます。 東京・上野からJR常磐線で1時間半で常陸風土記で知られた石岡に着く。石岡駅から車で県道7号線 を北西に進むと30分足らずで八郷町の中心に。目の前に筑波山が迫ります。
田中さんの合掌造りは、そこから、世界でも珍しい気象庁の磁気研究所の前を通過して里山の裾5分ほ ど行ったところで、田んぼの向うにこつぜんと出現しました。






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